ろうそくと人生
今日なんとなくろうそくを買って、
なんとなくろうそくに灯りをともしてみました。
ゆらゆら揺れる灯りをみていて、
昔大切だった人に言われたことを思い出したので書き記しておこうと思います。
********
人生はよく「ろうそく」に例えられる
「炎を灯した」ときが「産声」をあげたとき、「炎が消えた」ときが「人生の終焉」
そして炎が消える現象は2つあって、1つは「蝋がなくなったとき」つまり「寿命を全う」したということ。もう1つは「吹き消されたとき」つまり「事故などの突然訪れる最期」だという。
ろうそくは炎を灯されたときから終焉までひたすら、やすむことなく燃え続ける。
それが炎が灯された瞬間から生じる「ろうそくの使命」
”あなたはどうですか?”
”どのように「今」を生きていますか?”
”毎日轟々と燃える炎である必要はありません。ときには消えそうなほどの炎でもかまいません。毎日穏やかで小さな炎でもかまいません。しかし、自ら炎を絶やしてはいけません。”
”ひとはみんな炎を灯し続けているのです。みんながみんな生きながら輝いているのです。”
”その灯りが時には、迷子の他人の足元を灯すでしょう。時には、真っ暗闇の中で迷子になった自分を照らすでしょう。だから灯りをともし続けなさい。”
**********
「今」の私の問いに対する答えは、一生懸命とはいえない気がします。自分が生きていることが当たり前、息をしていることが当たり前で、そんな当たり前な生活がまた明日も目が覚めたと同時にやってくるのか。と思い眠りにつく。そんな毎日です。
炎を灯されたからには終焉のその日まで、意味のある灯をともしたい。
時には他人を暗闇から救えるような灯を。と思った11月22日のよるでした。